株式会社ブリッツワークス
BLITZ WORKSが考える「仕事着」は、料理人にとっての「包丁」や大工にとっての「カンナ」のような、重要な「道具」です。
その選択要素は、怪我から身を守ったり、体温調節などの基本的な機能はもちろん、今では自己表現のツールとしてのファッション性にまで拡がっています。
ところが、作業着の世界ではそのファッション性が犠牲にされ、機能重視で商品が提供されているのが現実です。また、重要視されてきた機能性も過去の常識から脱却することができず、現代の働き方にはミスマッチだったり、現代のアイテムとの相性が考慮されていないなど、改善点は山積です。
BLITZ WORKSが開発するのは、使用シーンに最適化された「道具としての服」。例えば、ランニングに励む場面と重要な商談に臨む場面の服装が異なるように、衣服に求められる性質や特徴は「シーン」によって左右されます。
衣服が着用されるシーンを明確に定義し、そこで求められる機能性を備えた衣服を開発しようと試みる中で、衣服を”道具”として捉える発想が生まれました。
「炎天下においてノーネクタイ・半袖シャツのクールビズスタイルは暑すぎて我慢できない」
「満員電車でも周りに迷惑をかけず、自由に物を取り出せたらいいのに」
「ジーンズのポケットにスマートフォンを入れていたら、座ったときに取り出しづらくて困る」
機能面に特化しつつも、ファッション性は決して失わない。その想いを「FASHION × FANCTION」というテーマに掲げ、両方の要素を兼ね備えた衣服を開発し、仕事場や日常に潜む違和感や不満を一つずつ解消する。BLITZ WORKSは、ファッションを楽しみながら、シーンに応じた”道具”としての確かな価値を持った服を、多くの方に提供することを目指しています。
BLITZ WORKSの新製品開発は、ファンや株主と直接コミュニケーションを行うことからスタートします。普段、洋服を着用する中で感じるストレスや不満を見つけ出し、その課題を解決するアパレル製品を企画開発。購入型クラウドファンディングでのテストマーケティングで実際のユーザーの反応を商品にフィードバックし、工場との強い連携を活かして試作や修正を何度も重ね、完成した最高の服をマーケットへ届けていきます。
株主優待として、新商品のモニター参加や、商品開発プロジェクトへのご参加機会をご用意しております。
「BLUE MONSTER CLOTHING(BMC)」のジーンズはBLITZ WORKSの代表的なアイテムです。職人が求める”道具”としての機能性を備えたジーンズとして、30代を中心とした感度の高い建設系職人からの熱い支持を得ています。
建設系職人の作業や動きを徹底的に分析し、職人がサンプルを着用し、実際の業務を行うモニタリングを何度も実施。改善を重ね、ようやく生まれたBMCのジーンズは、職人が心地よく仕事に打ち込める高い機能性に加え、普段着としても魅力的なファッション性を備えたものとなりました。その製品のクオリティは高く評価され、2017年末に「ファッション作業服」としてワークウェア市場に本格参入したところ、新規参入からわずか4年でワークウェア市場の流通先を450店舗確保するまでに成長しました。
これまでにない商品を、形ある商品として実現させるにあたって肝になるのは開発力。BLITZ WORKSの代表取締役を務める青野 睦は、国内最大手ジーンズメーカー「EDWIN」で商品開発業務に取り組み、数々のヒット商品を生み出してきた立役者のひとり。青野の企画力を活かし、より多くの方に価値ある製品を届けるためには、製造パートナーとの連携が欠かせません。BLITZ WORKSを強力にバックアップしているのが、ジーンズ専門工場「SAAB」です。
創業から33年、ジーンズの洗い加工業を中心にジーンズを製造してきたデニムのスペシャリストである「SAAB」と青野は、EDWIN時代から15年以上の付き合いになります。サンプルの作成から量産化の体制づくりまで、幅広い領域で協力を得て商品開発を進めることで、青野のこだわりを実現する製品が完成します。
国内最大の購入型クラウドファンディング「CAMPFIRE」にて立ち上げたプロジェクトは全件サクセス。ユーザーの声が直接集まる購入型クラウドファンディングはBLITZ WORKSのコンセプトと相性がよく、効率的に新たな課題の発見や要望の発掘が行えています。購入型クラウドファンディングでのデータを基に、反響の大きい商品は量産し既存流通のワークウェア市場へ垂直的に展開しています。
ユーザーの声から始まる開発商品を購入型クラウドファンディングでプレマーケティングを行い、反響の高い商品のみを瞬時に市場へ投入しより多くのユーザーに商品を届けていく、D2Cを起点とした垂直展開型モデルを特徴としています。
現在までワークウェア市場で磨いてきたそのモデルをアウトドア・バイクウェア等の別市場に水平展開することで、より収益機会を拡大させていくことが可能です。
意図的にシーンを詳しく定義した衣服の開発を行っていることによって、製品によっては需要が未知数であるというケースもままあります。量産化する前に購入型クラウドファンディングを行うことで、市場の反応を捉えて適切な商品型数や展開規模を見極める。D2C、B2C両方の販路を持つBLITZ WORKSだからこそ可能な機動的かつ効率的なマーチャンダイジングを実行しています。
「ジーンズのポケットにスマホを入れると、取り出すのに苦労する!」
「そもそも、スマホを入れるポケットが足りていない!」
そんな声に応えようと製作された【スマホ生活を最適化する育てるジーンズ】は、BMCを代表する成功例となりました。このスマホ専用ポケットは、座った時でもストレスなくスマホを収納したり、取り出したりするために、細かくポケットの角度や深さが計算されています。
購入型クラウドファンディングで30代~50代の男性を中心とする130名の支援者から1,936,000円の支援を集めたこの商品は、客層の重なるワーキングショップ、ホームセンター関係者の目に留まることとなりました。より低価格な商品を望むワークショップ・ホームセンターの顧客の要望を叶えるため、海外での生産体制を整えることで廉価版での生産を実現。すでに20,000本以上の流通を達成しており、リピートが続く人気商品としての地位を確立しました。
数多くの建設系企業にユニフォームとしてオリジナルのカスタマイズを加えた製作したBMCブランド商品を提供するほか、職人マッチングサービス「ケンカツ」 と業務提携し、職人の就業環境サポートにも取り組んでいます。
既存の企業やサービスと協働することで、職人がより心地よく業務を行える環境づくりに寄与することを目指しています。
<参考>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000056713.html
BLITZ WORKSの新商品展開の基盤となる市場はワークウェア市場であり、主な販路は、BMCが現在卸売をしている全国450以上の店舗です。この市場のユーザーは職人が中心であり、その特徴は、服を”道具”であり消耗品として捉えていること。現場で働く職人は、一人一着しか購入しないとは限りません。服が汚れてしまう機会も多いだけでなく、夏の太陽の下では複数回着替えを行うことも。現場の環境によっては、1シーズンごとに買い換えるという方も多いため、常に買い替え需要が発生する稀有な市場といえます。職人を中心としたユーザーに対して、購入型クラウドファンディング等の深いコミュニケーションを通じてブランドの「ファン」になってもらうことで、LTV(Lifetime-value:生涯顧客価値)を最大化していくことが狙いです。
従来、この市場の製品に求められるのは、現場で役立つ機能のみでしたが、近年では人手不足の影響から、若者世代へのアピールとしてのファッション性も求められるようになってきています。東京オリンピック以降の建設需要低下が懸念される一方、建設現場の人材不足は今後も続くと見られており、結果としてワークウェアの2,680億円の市場規模は今後も底堅く安定しているものと捉えています。
現行のワークウェア市場だけではなく、服を”道具”として捉える市場は他にもあります。例えばアウトドア・スポーツ・バイク・自転車・釣りなどのレジャー市場。職人が満足できる製品のクオリティは、趣味に打ち込む一般ユーザーにも十分に受け入れられるものと考えています。シーンに特化し、ユーザー目線で開発された商品だからこそ、シーンの特徴が合致すれば、異なる市場にも展開できる大きな可能性を秘めているといえます。
国内の販売台数は減少傾向にあるバイク市場で、注目を集めているのがバイクのサブスクリプションです。月額制で、好きな車種に乗り放題というサービスがバイク市場でも広がりを見せつつあります。これにより、リターンライダーと呼ばれる、結婚や子育てを機にバイクを手放した大人のライダーがバイク市場に戻り始めています。また、二輪免許を取った人のうち、4分の1が「購入するには高い」「車検や駐車場代など維持が大変」等の理由で、バイクに乗ったことがないといいます。サブスクリプションサービスの拡大を通じて、ライダー人口の拡大が期待されており、関連商品であるバイク衣料へも展開を予定しています。
従来よりキャンプ人気が高まっていた中、「3密」を避けつつ自然の開放感を味わえるとして、コロナ禍においてもアウトドア市場はさらに拡大傾向にあります。数年前より、オフシーズンとされてきた「冬キャンプ」の盛り上がりもあり、アウトドア関連施設は繁閑平準化が進んできています。アウトドア向けのアパレル製品やシューズを普段着として使用されることもごくごく一般的に受け入れられるようになってきており、ファッション性、機能性の両方を満たすブランドであるBLITZ WORKSが参入していく余地は十分にあると考えています。
アウトドア用品、スポーツウェア・シューズ、フィットネスクラブなどを中心に、8 年連続で増加を続けているスポーツ領域。トレーニングウェアだけで3,000億円規模となる巨大な市場です。激しく体を動かし汗をかく分、アイテムに求められる機能性は群を抜いて高まります。ユーザー起点で商品開発を行うからこそ、これまで見過ごされてきた悩みを解消できる商品を生み出せる余地が十分にあり、スポーツ市場の伸びはBLITZ WORKSにとって好機といえます。
2012年以降、毎年プラス成長している釣用品の国内出荷規模。台風などを中心とした気候要因の影響を受けつつも、活力ある市場として増加傾向にあります。長時間、海辺や川辺など屋外で過ごす前提である釣り服は、紫外線や天気の急変、高波や突風など、あらゆるケースに対応できる機能性が求められます。水や汗で濡れるため通気性や速乾性が重視される一方で、一日の中での気温差に対応するために、冬以外の季節でもアウターが必要とされるなど、釣り用品ならではのものづくりが求められています。使用シーンに必要な機能を満たすものづくりを得意とするBLITZ WORKSが釣り市場に参入することで解決できる課題は多いと考えています。
BLITZ WORKSの強みは、D2Cを基軸にB2Cへ広げていくチャネルを確保していることですが、より精度の高いデータを集めていくためにも、まずは屋台骨となるD2Cをより強い事業に育てていきます。自社ECサイトのコンテンツとデリバリー体制の強化を行い、顧客がオンラインで自社製品を購入しやすい環境を整備していくことで、年間売上1億円規模へ成長させることを目指します。
自社ECサイトの活用強化と並行して、コミュニケーションのための購入型クラウドファンディングも継続的に実施。活発な意見交換とフィードバックの機会を得ることで、迅速に次の製品に反映してまいります。ファンづくりとプレマーケティングを両立しながら、CAMPFIREとの連携を強化し、購入型クラウドファンディングでの売上を年間1,000万円から8,000万円まで成長させることを目指しています。
D2C、購入型クラウドファンディングでの反響を踏まえた垂直展開もより注力してまいります。より多くの人にBMCの機能性の高さを知ってもらうためには、より手に入れやすい価格を設定することが必要です。継続的な購入型クラウドファンディングでのプロジェクト実行で得る反響や、ファンからの意見をもとに、市場から求められる製品を迅速に量産化を進めることで垂直展開型モデルの強みを活かしてまいります。
また並行して取り組むのは別市場への進出、つまり水平展開です。コロナ禍による消費者心理のゆらぎや、サステナビリティという世の中の流れにより、必要な服・雑貨だけが購入されるようになっていく今後の日本社会において必要とされるのは、使用シーンに最適化された、道具としての服だと考えています。
例えば、仕事は建設現場・趣味はバイク、アウトドアというユーザーがいたとしたら、必要になるのは作業服、バイク服、アウトドア服とその周辺アイテムのみとなります。各シーンに最適化された道具としての機能性を保持する服があればそれだけユーザーの利便性と快適性は向上します。
このように、ユーザーニーズ起点で開発された機能性を重視したBLITZ WORKSの服は、既存販路であるワークウェア市場だけでなく、そこから派生する市場へ伝播する可能性を秘めています。
既存のワークショップ・ホームセンターの販売店舗増加はもちろん、今後はバイク市場・アウトドア市場・スポーツ市場へも本格的に参入することで、2024年度までに卸先店舗を800店舗に倍増させ、年間売上1億9,000万円を目指します。
数値計画の詳細につきましては、こちらの書面をご覧ください。
新株発行概要書代表取締役
青野 睦
1978年生まれ、愛媛県出身。筑波大学卒業後、エドウイン入社。ジーンズの商品開発業務に従事した後、米国スポーツブランド総代理店へ転職。日本人体系に対応した商品開発事業に携わる。数年後、エドウインへ復帰し、企画生産部にて数々のヒット商品を開発し世に送り出す。2015年11月にBLITZ WORKSを設立、ジーンズブランド BLUE MONSTER CLOTHING を立ち上げる。【FASHION×FUNCTION】をコンセプトにジーンズをカジュアル市場・ワークウェア市場に参入し、現在450店舗にて展開中。
デザインチーム
2名
20年ほど国内メゾンでデザイン・パターンを鍛えたベテランデザイナー兼パタンナーが在籍。ブランド立ち上げから一貫してファッションと機能の両立を目指し、商品開発に従事。繰り返し着用したくなる抜群のフィットを日々研究開発中。
*購入型クラウドファンディング
・回数:8回
・成功:8回
・総支援者数:1,166人
・総金額:13,754,491円
*「2020年東京キラリ企業100選」選出
*YouTubeバイク専門チャンネル 乗るのたの士 番組専用衣装提供
*現在、クラシック音楽ユニットの衣装開発中
*メディア掲載:アパレル専門新聞や建設系新聞で取り上げられています。
*カジュアルファッション雑誌にて数多く掲載されています。
10株 100,000円単位
株主優待は投資申込コースにより異なります。
・10万円コースを投資申込いただいた方
当社ECストアで使用できる10%割引クーポンがつきます。
・30万円コースを投資申込いただいた方
当社ECストアで使用できる20%割引クーポンがつきます。
・50万円コースを投資申込いただいた方
当社ECストアで使用できる20%割引クーポンがつきます。
【上限募集額を発行する場合】
払込金額の総額(上限募集額を発行の場合)1,000万円のうち、発行諸費用として約250万円を差し引いた後の手取概算額750万円については、200万円を商品(特に生地と洗いの)開発費に、350万円を商品開発のための人件費に、200万を広告宣伝費に充当します。
【目標募集額以上、上限募集額未満の金額を発行する場合】
払込金額の総額が、500万円(目標募集額を発行の場合)以上990万円以下であった場合、発行諸費用を除く手取概算額(350万円~742万円)については、200万円を商品開発費に、残額を広告宣伝費及び人件費に充当します。
なお、事業計画は、目標募集額による調達を前提に作成しており、目標募集額を超える調達が行われた場合は、令和3年10月末までに予定している第2回クラウドファンディングによる公募又は第三者割当増資で調達する金額を調整する予定です。
【株主に対する還元策 】
投資いただいた株主のみなさまへの期末保有株式数に応じた株主優待は、以下の通りとなります。
・30株未満: 当社ECストアで使用できる10%割引クーポン
・30株以上: 当社ECストアで使用できる20%割引クーポン
※割引クーポンは、年3回贈呈(使用期間3か月)、期間内の使用回数は無制限となります。当社ECストア(https://bmc-tokyo.stores.jp/)でのみ使用可能です。
自社による株主名簿管理となります。
以下において、発行会社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、重要であると考えられる事項につきましては、積極的な情報開示の観点から以下に示しております。発行会社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、リスクの軽減策を講じるとともに、発生した場合の対応に努める方針としていますが、本項の記載事項をご精読いただき、十分にご理解いただきたくお願い申し上げます。
以下において、発行会社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある事項を記載しております。
以下において、発行会社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項につきましても、重要であると考えられる事項につきましては、積極的な情報開示の観点から以下に示しております。発行会社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識した上で、リスクの軽減策を講じるとともに、発生した場合の対応に努める方針としていますが、本項の記載事項をご精読いただき、十分にご理解いただきたくお願い申し上げます。
以下において、発行会社の事業及び業績に重要な影響を及ぼす可能性がある事項を記載しております。
青野 睦
株式会社ブリッツワークス
10株 100,000円単位
株主優待は投資申込コースにより異なります。
・10万円コースを投資申込いただいた方
当社ECストアで使用できる10%割引クーポンがつきます。
・30万円コースを投資申込いただいた方
当社ECストアで使用できる20%割引クーポンがつきます。
・50万円コースを投資申込いただいた方
当社ECストアで使用できる20%割引クーポンがつきます。